未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

金融経済に関するエッセイ

一万円と二万円のどちらが欲しいですか

「1万円と2万円のどちらかをもらえる場合、どちらを選びますか」 このような質問をされた時、ほとんどの人が2万円を選択するものと思います。答えるまでもない質問でしょう。では、次の質問はどうでしょうか。「今すぐ1万円をもらえるのと5年後に2万円をもら…

なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか 後編

前回はラジアの賃金モデルを使って、若年層は生産性よりも低い賃金となる一方で高齢期には生産性よりも高い賃金がもらえるという年功序列の仕組みについて説明を行いました。今回はこの年功序列の仕組みが結果的には「優秀な人ほど先に会社を辞める」現象を…

なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか 前編

FED Academic ReviewFEDでは、今後、「FED Academic Review」(通称、FAR(ファー))と題して、経済学の論文をベースにしたコラム的なものを書いていきます。 第1回目となる今回のテーマは「なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか」です。優秀な人から先に辞め…

コーポレートベンチャーキャピタルから考える金融その2-事業会社が保有するベンチャーキャピタルからの投資と事業会社本体からの投資-

SNSやネットのよいところの一つは、自分の考えや仮説についてネットにぶつけてみた時に、思わぬ反応があり、仮に自分の仮説が間違っていようが正しかったであろうとも、さらに自身の仮説を深化させることが出来ることだと思います。CVCは企業が組成するベン…

コーポレートベンチャーキャピタルから考える金融 その1

コーポレートベンチャーキャピタルとは何かコーポレート・ベンチャー・キャピタル(以下、「CVC」)という言葉をご存知でしょうか。最近のベンチャーに関するニュースでは、例えば海外では、facebookが約190億ドルでWhats appを買収、楽天がViverを9億ドルで…

MITコンセンサス、MITの人脈

フランコ・モディリアーニという経済学者の名前を聞いてピンと来る人はどれぐらいいらっしゃいますでしょうか。マクロ経済学を勉強したことがある人は、消費の理論の「ライフサイクル仮説」を、「コーポレートファイナンス」を勉強したことがある人は「モデ…

ロンドンで学んだ英語学習の限界と可能性

FED事務局長です。会社の海外研修でロンドンに来てから早い物でもうすぐ一ヶ月が経ち、今週末には日本に帰国します。 先日偶然日経で、フィリピン英会話の記事を発見しました。ロンドンに来てから、英語について色々思うところがあったので、以下にて自分の…

正しい判断は最初の3秒で決まる

正しい判断は、最初の3秒で決まる 投資プロフェッショナルが実践する直感力を磨く習慣作者: 慎泰俊出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る本書は、人間の最大の武器である「直感」と「信念」に…

FED活動1周年記念「学びを通して世界を変える」

FED事務局長の村上です。さて、本日でFEDが誕生してから丸一年経ちました。これまで勉強会に参加してくださった皆様、また応援してくださった皆様、ありがとうございました。そして、これからも宜しくお願いいたします。FEDは今からちょうど一年前に、マンキ…