未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

2019-01-01から1年間の記事一覧

FEDで振り返る2019年

2019年もまもなく終わりますが、今年も例のようにFEDで振り返る2019年の投稿をします。2019年は合計24回の勉強会もしくは読書会を開催しました。月2回のペースとなりましたが、今年の特徴としては他団体とのコラボイベントが多かったものと思います。以下、…

「名もなき家事」読書会_2019年10月5日(土)

10月5日(月)に、日比谷ミッドタウンで、「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」の著者である梅田悟司さんと「「逃げ恥」にみる結婚の経済学」の著者でありミクロエコノミストの是枝俊悟さんをお招きし、「名もな…

「ニュータイプの時代」読書会兼アート鑑賞会_2019年9月28日(土)

2019年9月28日に、はたらける美術館とともに山口周さん著の「ニュータイプの時代」についての読書会兼アート鑑賞会を実施しました。 ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 作者: 山口周 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2019/07/…

不確実な時代をどう生きるか

「経済には景気循環というものが存在するはずなのに、バブル崩壊後の日本はなぜこれほどまでに不景気が続くのだろうか」大学(2000-4年)の時に自ら発したこの素朴な問いこそが、筆者が経済学に興味を持つきっかけとなりました。90年代後半において、国内で…

マンキューの経済学10大原理とは何か

前回は経済政策に関する6つの論争について記載しましたが、本日はマンキュー経済学で説明されている経済学10大原理についてご紹介いたします。経済学の入門書としては、マンキューが書いたもの以外にも、古いところで言えば、サミュエルソンから始まり、…

マクロ経済政策に関する6つの論争

FEDは2009年11月から開始したマンキュー経済学読書会をきっかけとして発足しました。早いもので10年も経つので、過去に取り組んできた取り組みを今後少しづつご紹介していきます。 マンキュー経済学は全36章から構成されていて、月1で1章づつ読んでいくと3…