金融経済読書会
2018年も残るところわずかとなりました。今年も多くの方にFEDにご参加いただきました。ありがとうございます。2018年は合計26回の勉強会/読書会を開催し、過去3年の中では最も多く開催しました。その理由の一つとしては、FED事務局長が長年勤めた銀行を退職…
2018年9月29日(土)9時から「イノベーターのジレンマの経済学的解明」の読書会を行いました。「イノベーターのジレンマの経済学的解明」の勉強会自体は、9月2日に著者である伊神先生をお招きして、実施しましたが、今回は、参加者のみで本書をじっくり語り…
9/2(土)にイェール大学准教授の伊神満先生をお招きした「イノベーターのジレンマの経済学的解明」(以下、本書)の読書会を開催しました。 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 作者: 伊神満 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2018/05/24 メディア: 単…
ネットビジネスが隆盛の現代において、ビジネスシーンで最も有名な経済学者といえば、グーグルのシニアエコノミストであるハル・ヴァリアンといっても過言ではないでしょう。このハル・ヴァリアンがカール・シャピロと共著で1999年に発売した「情報経済の鉄…
3月18日(日)9時から「不安な個人、立ちすくむ国家」(以下、「本書」)を課題図書とした金融経済読書会lightを開催いたしました。 不安な個人、立ちすくむ国家 作者: 経産省若手プロジェクト 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/11/30 メディア: 単行本…
2018年3月4日(日)に「お金2.0」(以下、本書)を題材として、金融経済読書会lightを開催します。本書はアマゾンレビューの投稿は200件を超え、電車の中でも広告をよく見掛けるベストセラーです。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 作者:…
2月4日(日)に「日銀と政治 暗闘の20年史」の著者である鯨岡さんをお招きし、当該本の読書会を開催しました。 日銀と政治 暗闘の20年史 作者: 鯨岡仁 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見…
5月20日(土)にケネス・S・ロゴフ著の「現金の呪い」読書会を開催しました。著者のハーバード大学教授のロゴフは、「国家は破綻する」で財政赤字が多い国の経済成長率は低い傾向になることやこれまで歴史的に多くの国がデフォルトしたことを指摘したことで…
2017年のGWの真っ只中に「原因と結果の経済学」(以下、本書)の読書会を開催しました。本書は、著者の一人が「学力の経済学」の著者である中室先生であり、「教育の経済学」と同様に世間で誤認されがちな事象を因果推論の視点から解き明かす内容となっていま…
今回の金融経済読書会では「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?」を課題図書とするとともに、著者である松村さんをお招きしました。 増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業 作者: …
マーケット3部作と名打って行ってきましたマーケット読書会。第1回目は「市場を創る」を、第2回目では「Who gets what」を、そして、最後となる今回は名古屋市立大学准教授の横山先生が書かれた「マーケット進化論」を取り上げ、読書会を開催いたしました。…
市場をテーマに取り上げる読書会3部作の第2回目は、2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス著の「Who gets what」を課題図書にして、読書会を開催しました。Who Gets What (フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新し…
2016年のGW二日目の4月30日にジョン・マクミラン著の「市場を創る」を題材に金融経済読書会を開催ました。FEDでは2015年は「組織の経済学」を、そして2016年は「法と経済学」を輪読の課題図書として取り上げました。市場を創る―バザールからネット取引まで (…
なぜ今、知識創造企業を取り上げるのか?主に古典を扱う読書会である金融経済読書会Classic。今回は野中先生と竹内先生が元々は英語で書かれ、日本語に翻訳され逆輸入された形で日本で発売された「知識創造企業(以下、「本書」)」を扱いました。本書を取り…
2016年3回目となる読書会では、前回と同じく日経BPムックの「Fintech革命」を扱い、ワールドカフェを行いました。今回はFEDに初めて参加された方が参加者の7割程を締め、主催者にも関わらず、ややアウェイな感じがしました(笑)FinTech革命(日経BPムック)作…
2016年2回目のFEDの勉強会では、日経BP社から出版された「Fintech革命」というムック本を題材に、Fintechについて幅広く学びました。FinTech革命(日経BPムック)作者: 日経コンピュータ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2015/12/14メディア: 単行本この商品…
12月12日(土)に「帳簿の世界史」読書会を開催いたしました。帳簿の世界史作者: ジェイコブソール,Jacob Soll,村井章子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/04/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る『帳簿』にまつわる記録を、主にヨーロ…
2013年9月1日の金融経済読書会では、大ヒットドラマ半沢直樹の裏の時間帯で、ダロン アセモグル, ジェイムズ A ロビンソンによる「国家はなぜ衰退するのか」を課題本として読書会を開催致しました。詳細は下記の通りです。 開催日:2013年9月1日(日)18時〜…
真夏の7週連続勉強会の最後は、「あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座」を課題図書として、同書の著者の一人である田中慎一さんをお招きし、会計とファイナンスの基礎について学びました。詳細は以下の通りです。 開催日:2013年8月18日(土)9時〜12時 …
真夏のFED7週連続勉強会の6週目の勉強会は、慶應義塾大学の池尾和人先生をお招きするという豪華な内容となりました!詳細は以下の通りです。 開催日:2013年8月11日(日)9時〜12時 場所:文京シビックセンター 3F会議室 参加人数:30人 課題図書:連続講義・…
2013年8月4日(日)に「新しい経済の教科書」をテキストとして、金融経済読書会lightを開催致しました。詳細は以下の通りです。 開催日:2013年8月4日(日)9時〜12時 場所:文京シビックセンター 3F会議室 参加人数:23人(主催者含む) 課題図書:新しい経済…
こんにちは。FED事務局長の村上です。今年初となる金融経済読書会lightを2月14日(日)に開催致しました。場所は文京シビックホールの4階ホールで、参加者は37名と、過去のFEDの勉強会の中でも規模、人数ともに最大クラスのものとなります。勉強会の概要は…
こんにちは。FED事務局長の村上です。2013年2回目の読書会は、成人式で三連休最終日となった1月14日(月)に行いました。場所が文京シビックセンターだったので、成人式を控えた新成人がちらほら見かける中、外では豪雪がふっている状況での読書会となりまし…
明けましておめでとうございます。FED事務局長の村上です。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。ブログはだいぶご無沙汰となっておりましたが、2012年は、1年間で62回の勉強会を開催することが出来ました。またおかげさまで年末にはマンキュー経済学勉強会…
3ヶ月に1度、金融と経済について分かりやすい本を課題本とする、金融経済読書会Light。 今回は、FED初の漫画、「もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」を課題本に、読書会を開催いたしました。漫画といってもあなどる事なかれ。経済…
■全体総括 「人口は等比級数的に増加するが、食糧は等差級数的にしか増えない。」 2012年1回目のFED企画金融経済読書会は、上記の一文が有名な、1797年にマルサスが書いた「人口論」でした。人口論 (光文社古典新訳文庫)作者: マルサス,Thomas Robert Malthu…
NPO法人 Living in Peaceの代表である慎泰俊氏が著作「働きながら、社会を変える。」を発売され約1ヶ月。多くの方に読まれている本著の読書会を開催したいと、今回、FED後援イベントとして開催させていただきました。テーマは「社会課題の見つけ方、解き方」…