未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

12月12日(土)に「帳簿の世界史」読書会を開催いたしました。

12月12日(土)に「帳簿の世界史」読書会を開催いたしました。

帳簿の世界史

帳簿の世界史

『帳簿』にまつわる記録を、主にヨーロッパ、アメリカを中心とした歴史と共に紐解いて行く本著。複式簿記や会計士、監査法人などがどういった経緯で生まれたのか、といった本の内容を挙げつつ、貨幣とは、信用創造の本質とは何かといった本から派生した内容についてディスカッションが繰り広げられました。
中でも、やはり「帳簿をつける」ということは自己の取引を自分自身で記録することであり、その過程においては神を始めとする宗教観や文化、道徳、政府の存在、コミュニティの存在が関係してくるといった内容で非常に盛り上がりました。
ご参加いただいた皆様と、本の内容によらず様々な引用を交えた議論が展開でき、大変有意義な時間となりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!