【開催報告】2013年8月11日(日)金融経済読書会「連続講義・デフレと経済政策」
真夏のFED7週連続勉強会の6週目の勉強会は、慶應義塾大学の池尾和人先生をお招きするという豪華な内容となりました!詳細は以下の通りです。
- 開催日:2013年8月11日(日)9時〜12時
- 場所:文京シビックセンター 3F会議室
- 参加人数:30人
- 課題図書:連続講義・デフレと経済政策
- 作者: 池尾和人
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: 単行本
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池尾先生のご著書を課題図書とし、前半では、池尾先生に主にアベノミクスと金融政策の可能性と限界についてお話いただきました。後半では、課題図書をもとにディスカッションを行い、池尾先生にも適宜議論に参加していただきました。池尾先生によるバランスシートを用いたわかりやすい金融政策の説明で、参加者の皆様も金融政策の理解が一層深まった物と思います。
最も印象的だったのは、池尾先生が金融政策の説明をする中で「銀行の準備預金と国債を入れ替えていったい何が楽しいんだ(意味があるんだ)。」とおしゃったくだりでした。この意味がわかることが金融政策の本質的な理解に深まるものだと確信した次第です。