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未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

ロンドンで学んだ英語学習の限界と可能性

金融経済に関するエッセイ

FED事務局長です。会社の海外研修でロンドンに来てから早い物でもうすぐ一ヶ月が経ち、今週末には日本に帰国します。
先日偶然日経で、フィリピン英会話の記事を発見しました。ロンドンに来てから、英語について色々思うところがあったので、以下にて自分の考えをまとめます。

去年の10月に妻と一緒にフィリピンの英会話学校の合宿に5日に参加しており、上記記事で書いていることは、大体体験しました。正直記事としては少し盛っている感もあるとも思いました。というのも、韓国から来る大学生はモチベーションが高くない人がけっこうな割合でいますし、授業をさぼっている人もいたからです。確かに大学から強制で行かされているということもあり、モチベーションにばらつきがあるのは仕方がないと思います。そのような状況の中、日本人は普通に宿題をしてきただけでも、ほめられるような感じです。

上記の記事だけ読めば、とてもハードのよう印象を受けますが、フィリピンで朝から晩までずっと集中し続け、根をつめてやれる人はあまりいないと思いますし、正直ぐだぐだな授業もありました。環境としては、確かに英語尽くしですが、私が受けた授業では、1時間半ずっと発音だけやり続けているものや、日本人にとっては簡単すぎるグラマーの授業、簡単な劇を英語でする授業など、正直英語力の向上に対して効果は限定的なものもけっこうありました。もちろん、これらが決してすべてなわけではなく、マンツーマン授業や夜7時から始まるTOEICのテストと英語で行われるその解説の授業等、非常に有益なものもたくさんありました。また、結果として、私自身としては、かつて1ヶ月間オックスフォードで英語学校に通った時よりも、1週間フィリピンの英語学校でスパルタ授業を受けた時の方が、学習効果はあったと思います。

私は、フィリピンでの短期留学をする半年程前から、フィリピン人とのスカイプ英会話を続けおり、ロンドンに来ても、スカイプでフィリピン人と英語で話しています。フィリピン人とは普通に会話できますし、発音も問題ないとフィリピン人からは言われます。特に、経済の話題になると俄然話せるので驚かれたりします。

このようにしてフィリピン英会話で鍛えてきた英語力ですが、ここロンドンでは驚く程に、そして悲しい程に英語が通じませんでした。また、聞き取りもあまり出来ませんでした。下記に書かれている「フィリピン英会話はアメリカで通用しない!」という記事にはとても共感しました。というか、このことをまさにこちらで体験しました。以下は本記事からの引用です。

「清水氏は自身を「ドメスティックな日本人が、フィリピン英会話で英語を鍛錬して、アメリカに留学して、英語で苦労した」典型的ガラパゴス日本人と形容する。グローバル社会に対応することを目指しながら苦悶する多くの日本人と等身大の思いでスキマトークを立ち上げた。」

ここで、恥かしながら改めて私の英語スペックをご紹介します。

  • 【資格】TOEIC850点(うちlistening430点、reading420点。2012年12月)。
  • 【Reading】大学院時代は、教科書は英語、論文も英語だったので、読むことに関してはそれなりに出来る。
  • 【Reading】社会人になってからは、勉強会を開催し、Mankiwの「Principles of Economics」を3年かけて、Allenらの「Principles of Corporate Finance」を1年かけて、英語で全読破。
  • 【Reading】現在進行形でKrugmanらの「International Economics」とマッキンゼーの「Valuation」を英語の教科書を使って勉強会を開催中。
  • 【Speaking】2011年頃より、FEDにて、経済の論文を英語で読んで英語で議論する経済英語ディスカッションを、また簡易版として経済英語ディスカッションライトを友人の助けを得て開催。累計開催回数は20回程。
  • 【Speaking】2012年4月から初めたレアジョブの累計時間は、2013年6月時点で200時間越え。articleの記事の本数でいえば400本以上読んでいる。
  • 【writing】今年に入り、KrugmanのInternational Economicsの勉強会のレビューを英語で記載。ライティングのレベルは、本ブログを見ていただければと思います…。
  • 【海外生活】高校生の時にカナダで2週間、会社に入る前の2006年3月の約1ヶ月間オックスフォードの語学学校に通う。今回のロンドン滞在はこの時以来の長期海外滞在(短期での海外旅行を除く)。

英会話教室に通ったことはなく、典型的な日本の英語教育と受験勉強で英語を学んだだけです。レアジョブを始めてからは、以前に比べて英語を話せるような感覚になってはいたのですが、ロンドンに来て、そのわずかな自信さえも打ち砕かれました。

かといって、フィリピン英会話が無駄かと言えば、そうとも思いません。英語を話す抵抗をなくすであったり、継続的に英語をするといった点については非常に有益です。ビジネス書作家でもある酒井穣さんは、以下のことをブログで書かれています。

「英語の学習に必要となる時間は、膨大なものです。覚悟を持って、毎日おこたらず、しっかりと勉強を続けないと、英語を習得することはできません。テクニカルには、自分の「典型的な一日」を思い出したとき、そこに英語学習の時間がない人は、生涯、英語力を身につけることはないでしょう。

この話を直接酒井さんから伺った時、「典型的な一日を思い出した時に、「英語学習」を入れる」と決意しました。英語を習慣化が出来たのは間違いなくフィリピン英会話のおかげです。英語学習を習慣化するという点では、フィリピン英会話はコストも想定的に低く、非常に役に立ちました。

しかしながら、現時点の判断として、このまま継続的にフィリピン英会話を5年続けたとしても、アメリカやイギリスで「使えるレベルの英語」までになるのかといえば、難しいと思います。実際フィリピン英会話の先生に聞いたところ、3年〜5年フィリピン英会話を続けている生徒でもあまり話せない人はたくさんいるそうです。(ただし、英語が話せないのか、会話の中身のある英語が話せないのかのどちらかはわかりませんが)

では、そもそもなぜ私の英語はそれほど通用せず、そして聞き取りもあまり出来ないのでしょうか。このことを考えるために、まずは日本人で「英語が出来る」人を考えてみます。ここで「英語が出来る」とは「ビジネスレベルで使える」という定義にします。まずは「帰国子女や学生時代に留学経験がある」という方です。私の回りにいる英語の出来る方は、ほとんどがこのどちらになります。次は、社会人になってから、海外で学位を取得した人達、MBA留学者、そして海外勤務経験者になります。実はこの点がポイントです。社会人になった時点で、英語があまり出来ない人は、留学や海外勤務をすれば、英語が出来るようになると思う傾向があります。実際私もそうでした。ですが、この考え自体に大きな間違いがあると気がつきました。

もちろん、海外留学や海外勤務を経て英語が堪能になる方はたくさんいらっしゃいます。と同時に、留学や海外勤務を経ても英語が出来ない人がけっこういることも事実なのです。例えば、以下のブログでは、海外留学を経ても英語が出来ないということが赤裸裸に書かれています。

ロサンゼルスMBA留学記
MBAの学生はみんな英語ペラペラ――これは残念ながら、嘘だ。なにを隠そう、筆者は英語がしゃべれない。もちろん授業が全部英語で、教科書も英文という中、ちゃんと卒業できるだけの成績を取得しているのだから、まったくしゃべれないわけではない。それでも、ペラペラというには程遠い。

へっぴり腰おやじのコロンビアMBA卒業寸前日記
プレゼンの疲れを癒そうといそいそと参加し、友人3人と一緒の席でビールを飲みながら食事をする。しかしだ、そこでふと嫌なことに気がついてしまった。僕以外の3人が話していることが、さっぱり分からんのだ。10%くらいしか分からん。1年前から何も進歩していない。普段は分からないと聞き流すところを、今日はマジメに聞き取ってやろうと全身全霊をこめて努力したが、やっぱりダメだった。

MBAホルダーが語るノンネイティブへの道
TOEIC900オーバーとか、英検1級とか、MBAとか、履歴書だけは立派ですが、今の私は電話会議を聞き取れないただの役立たずです。これからどうしようか考えた結果、「会社にいれば自然と英語力がアップする」という甘い考えは捨て、もっと自主的に英語学習を進める事にしました。

私は研修で1ヶ月ロンドンに滞在しただけですが、このまま1年いたら英語力があがり、英語がぺらぺら話せ、すらすら理解できるようには到底思えませんでした。2年間MBA留学した人はどうなんだろうかと思い、色々調べてたどり着いたのが、上記のブログの記事でした。繰り返しになりますが、もちろん人にもよると思います。ですが、私の語学センスで言えば、海外勤務をしようが、英語を伸ばす意識をしなければ、あまり伸びないと感じました。

ロンドンでは、ロンドンに赴任している30歳前後で金融機関に勤めている日本人コミュニティの人達とも話しました。これも人によりますが、けっこう英語を苦手にしている人が多かったです。印象的だったのは、ロンドンに駐在している方が、大学で1年間留学し、今回短期出張として1週間だけロンドンに来ている人に対して、「1年留学したぐらいじゃ英語なんて出来ないしょ。さすがに1年じゃ無理だよね」と言っていたことです。さらに、海外赴任3年目の方も「日々の業務はこなせるけど、正直英語はあまり出来ないよね。」とも言っていました。また、大学院の同期が1年間ニューヨークにトレーニーとして赴任し、帰国した際に「海外にすめば英語が出来るようになるのは幻想だ。」と言っていて、当時は謙遜かと思いましたが、今になって言わんとしていることがわかったような気がします(といっても、彼は相当に英語が出来ますが。)。

社会人になるまで、海外生活経験がほとんどなく、海外駐在している日本人の英語力の現実はこれだと思います。私自身研修で英語があまり聞き取れず、ネイティブ同士がナチュラルスピードではなしている時は、ほとんど何を話しているのかわかりませんでした。

不思議なのは、高校や大学で1年間程留学していた人は、かなり英語が出来る人が多いということです。理由はわかりませんが、やはり年齢が関係あるのでしょうか。統計を取ったことがないので感覚的となりますが、30歳前後から、真剣に英語を勉強して、ネイティブと渡りあえる英語力を身につけた方はかなり稀だと思います。

では、外資系企業で働いている、海外経験のない日本人はどうでしょうか。私の体験談になりますが、帰国子女や学生時代の留学経験者の方以外は、英語を得意としていない人はけっこう多そうです。伝説のディーラーと言われた元モルガン銀行東京支店長の藤巻健司さんは、MBAを取得し、日系金融機関のロンドン支店でも働いていた過去を持ちますが、著書を読む限り、英語は得意としていないようですし、社内でも秘書からは英語が出来ないキャラ扱いをされていたそうです。

私の場合も社会人1年目と2年目は半分以上が外人の部署で、部長も外人でした(当時は私が所属していた部署は、完全に外資系金融の社風でした)。毎週月曜の会議は英語で報告し、私も自分の業務を英語で報告していました。メールも英語のやり取りが飛び交っていましたし、チーム内でも英語が頻繁に話されていました。私はというと、日本案件を担当していましたし、直接の上司は日本人だったため、日々の業務にはまったく困りませんでしたし、この2年間は、それほど気合いを入れて英語の勉強をしていなかったので、英語力という点ではむしろ下がった2年間でした(TOEICは735から620ぐらいに下落)。端から見れば、完全に外人のチームですが、英語が読めて、多少書ければ、実務にはそれほど苦労しませんでした。

他の外資系企業の状況はわかりませんし、チームにもよると思いますが、私のケースが完全に例外という訳ではなく、似たような状況は多少なりともあるのではと思います。フロント最前線で取引先と英語でがんがん交渉をするという場合を除いては、外資系企業においても、英語が最低限できればとやっていくことができ、英語がペラペラですらすら聞き取れるというレベルになるためには、たとえ、外資系企業で働こうが、業務とは別にプラスアルファかなりの英語を学ぶ努力を必要があるものと思われます。

これまでの議論をまとめますと、ありきたりな結論になりますが、事実として、社会人になってから、真剣に使える英語を身につけようとした場合、海外に住んでいようが、留学しようが、かなり困難を伴うということです。

繰り返しになりますが、人によるとは思います。ですが、間違いなく言えるのは、20代前半までに海外経験がない方が英語を改めて勉強し始め、使えるレベルに到達するまでには、日本でなんとなく英語を勉強しているだけではかなり難しいということです。酒井さんが指摘しているように「典型的な一日に英語の勉強会がない」人の場合は、残酷な事実ですが、英語を使えるレベルにはするにはほぼ不可能といっていいでしょう。「散歩のついでに富士山に登った人はいない」とよく言われますが、英語についてもこのことは当てはまると思います。

となると、英語を身につけるためには、恐らく一般に思われているより相当な努力を要することが容易に想像できます。ロンドンに一ヶ月滞在した身としては、このレベルはリアルに感じられます。本音のところ、「英語で外人と話せるようになればかっこいい」ぐらいのモチベーションで英語を学んだ場合、コストとリターンは見合わないと思います。

英語を本気で学ぼうと思った場合、しっかりとした原体験とモチベーションがないと、いつまでたっても英語は身に付きません。私の英語に対するモチベーションをロンドンで再度考えました。私のモチベーションの源泉は主に以下の3つです。

1.金融業務の幅を広げるため
金融業務はいうまでもなく、国際的な業務です。金融機関が基準金利に使うLiborはロンドンのマーケットで決まりますし、資金は世界各国を巡っています。日本で業務を行っていても、業務上のカウンターパーティーが外国人の方になることも多々あります。仕事に飽き足らず、FEDを通じて、「未来の金融をデザインする」ことを標榜している身としては、英語の習得は不可欠と言えます。実際、ロンドンで研修を受けて、外国の方と多く話す中で、改めて金融は海外業務と感じました。普段業務で日本人同士話している「Equity」「Debt」「DSCR」と言った言葉を使いながら、外国人と話をした時は、金融用語は世界各国共通なんだと実感しました。

2.経済学を学んできたため
私は大学、大学院とで経済学を学び、社会人になってからもFEDを通じて経済学の勉強を続けていますし、懸賞論文に投稿もしています。経済学もむろんグローバルな学問で、英語は不可欠です。大学の時にそれほど英語の教科書を使って勉強をしていなかったものとして、大学院に進学した際に、教科書がすべて英語で、黒板も英語だった時のプレッシャーは今でも忘れません。

今回ロンドンに滞在した際に、LSEで行われていたセミナーに参加しました。当たり前ですが、英語の通訳はありません。講師の講演が終わった後に、フロアーからの質問タイムがありました。驚いたのは、みんないっせいに手を上げていたことです。あまりに手を上げる人が多いので、一回で3人から質問を聞き、プレゼンテーターがその質問に連続で答え、また3人から質問を受けるという流れを4〜5回続けていました。日本における経済系のセミナーにはそれなりに参加しましたが、日本ではまず見られない光景です。しかも、質問者には女性も多く、国籍も多彩でした。内容が、グローバルインバランスと言うことで、私も興味がある分野なので、是非質問をしたかったのですが、とてもあの場で手を上げてたどたどしい英語で質問できる状況ではなかったです。このシーンは非常に刺激的でしたが、同時に悔しくもあり、いつかはFEDを通じてのグローバルな勉強会をしたいと思いました。

またその二日後にLSEで、アジア人唯一のノーベル経済学者であるアマルティア・センの講演も行われました。人数制限があり、直接会場には入れませんでしたが、幸いには、別の棟で生中継を見ることが出来ました。ここでも残念だったのが、センの英語を聞き取れないために、講演内容がほとんどわからなかったことです。センの公演中、後ろに座っていた二人が立ち上がったので、「せっかくの機会なのにもったいない」と思ったのですが、その数秒後、センの講演は終わっていました。締めのタイミングさえもわからなかったのです。いくらノーベル経済学者が講演をしようが、内容がわからなければ、まさに馬の耳に念仏です。

3.グローバル経済に対応するため
中国、シンガポール、フィリピンといったアジアの国にいって感じたのは、「グローバル社会において英語を使えるのはもはや当たり前」という現実でした。日本においては、「仕事でも特に今は英語は使わないし、使うようになってから勉強すればいい」という声がよく聞こえています。ですが、そのような状況になって初めて英語を勉強して間に合うのでしょうか。

私が今回ロンドンに行くことが出来たのは、意図せず結果として、2年程前からいつかに備えて、こつこつ英語を勉強していたからです。TOEIC850点という結果も客観的な英語力を証明するのには手助けとなりました。それでも、ロンドンでは英語はほとんど通じませんでした。研修においても、アジア、ヨーロッパ、中東といった様々な地域から来た参加者の中では私はダントツに英語が出来ていませんでした。というか、厳密に言えば、英語を使えていないのは、私ぐらいでした。

日本人には英語が出来ないが優秀な人はたくさんいるという事実は間違いなくあると思います。しかし、今回ビジネスを通じて海外出張する中で、英語が出来ない人が多い割合の日本企業が本当にグローバル競争の中で勝ち残っていけるのか、という疑問がふとわいてきました。このような問題意識を持った時に読んだのが、NPO法人クロスフィールズの小沼さんが書かれた「世界経済フォーラム東アジア会議に参加して」というタイトルのブログでした。そこには以下が書かれていました。

日本では、"英語はできないけどスゴい優秀なヤツ"っていうのが結構多いような気がする。でも、おそらく東南アジア諸国や南アジアでは、そんなグループに属する人はほぼ存在しないのではないだろうか。

アジアの若手リーダーの多くは、徹底的に英語で教育を受けられるようなエリートコミュニティの中からが輩出される。また、そうでない場合も、その人材が優秀であれば、早い段階で国外でプレゼンをする機会や国外で学ぶ機会を否応無しに与えられるので、英語での議論がまともにできない優秀なリーダーが育つということは、非常に稀なのだと思う。

非常に納得しました。世界で優秀な人はそもそも英語で教育を受けているので、英語が出来て当たり前なのです。しかも、英語という言語はプレゼンに向いているのか、ロンドンで参加した研修での参加者の英語でのプレゼン力にも驚かされました。わずか15、6人の研修でしたが、皆抜群に上手でした。声も大きく、堂々と話します。もちろんほとんどの方が英語を第二外国語として使っています。日本でこれだけプレゼンを上手な人を集めるのは至難の業だと思いますし、このレベルのプレゼンが出来る人は、日本語であろうが、英語であろうか、私が知っている範囲でも、数える程しかいません。ですが、世界ではこのレベルが一般的なのです。確かにTEDを見ていても、なぜみんなこんなにプレゼンがうまいのだろうと、いつも思っていたのですが、どうやらTEDのプレゼンレベルがグローバルスタンダードのようです。

以上が、私が英語を学ぶモチベーションとなります。ここまでの論点を整理すると、

  • 30歳を超えて英語を身につけるのはかなり困難。並の努力では無理
  • 英語はグローバル社会では遅かれ、早かれ不可欠。金融業ならばなおさら

となります。当たり前の結論ですが、身を以て体験した身としては、上記の事実は非常にリアルに感じます。今回のロンドン滞在1ヶ月を通じて、日本に帰国してからの英語学習が本当の勝負だと思っています。海外に行けば、英語が出来る訳ではないという事実もあることから、安易に「いつか英語が出来るようになる」という考えは捨てます。

現在は英語を学ぶためのネット環境が整っていますし、日本でも英語で行う勉強会、例えば、「Economicstを読む会」や「English Vitamin」があるので、これらを積極的に活用・参加する予定です。もちろん、経済英語系の勉強会をこれまで実施してきたFEDとしても一層英語の勉強会にも力を入れていきます。幸いにも、FEDの勉強会に来てくださる方は、英語が出来る方も多いです。英語でしか手に入らない情報を使って、英語で議論をしながら「未来の金融をデザイン」していきたいと思います。

英語学習の具体的な内容としては、レアジョブの継続、単語力の強化、音読、シャドーイング、多読、TEDを字幕なしでみる、英語ブログの継続、英語の勉強会への参加、といったことを継続的に続けるしかないと思っています。英語がそれほど得意ではない駐在員の人達を見て、30歳を超えてからの英語学習はひらすら量でカバーすることが求められる、というのが、ロンドンで得た気付きです。

長くなりましたが、以上が、ロンドンに1ヶ月滞在したことで感じた英語習得についての限界と可能性についてでした。

写真はロンドンのLSEです。記事とは特段関係はありませんが。