未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

【開催報告】2012年5月6日 金融経済読書会Light「もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」

3ヶ月に1度、金融と経済について分かりやすい本を課題本とする、金融経済読書会Light。
今回は、FED初の漫画、「もし小泉進次郎フリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」を課題本に、読書会を開催いたしました。

漫画といってもあなどる事なかれ。経済に精通する池田信夫氏を原作とし、将来日本において確実視されている「財政破綻」をテーマに、破綻時の日本をシミュレートする、限りなくリアルな「日本」が描かれています。
フィクションである、と分かりながらも、どこか読後は強い真実みを感じてしまいます。

参加された方からも、「シミュレーションの一つとは分かっているが、非常に今後の日本の将来について考えさせられる一冊でした。」という感想がかわされました。舞台が内閣や国会が中心となっていることもあり、現状と対比させ、日本の政治の現状や今後についても、参加された方で議論されました。

19名の方にご参加いただき、日本財政という問題への皆様の関心の高さを感じつつ、この大きくも重い課題に対し、参加された方の様々な捉え方をきけ、大変有意義な時間となりました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

もし小泉進次郎がフリードマンの資本主義と自由を読んだら

もし小泉進次郎がフリードマンの資本主義と自由を読んだら

■読書会で紹介された本

国家は破綻する――金融危機の800年

国家は破綻する――金融危機の800年

■余剰金
8,000円