本の紹介
「経済には景気循環というものが存在するはずなのに、バブル崩壊後の日本はなぜこれほどまでに不景気が続くのだろうか」大学(2000-4年)の時に自ら発したこの素朴な問いこそが、筆者が経済学に興味を持つきっかけとなりました。90年代後半において、国内で…
2018年も残るところわずかとなりました。今年も多くの方にFEDにご参加いただきました。ありがとうございます。2018年は合計26回の勉強会/読書会を開催し、過去3年の中では最も多く開催しました。その理由の一つとしては、FED事務局長が長年勤めた銀行を退職…
2018年9月29日(土)9時から「イノベーターのジレンマの経済学的解明」の読書会を行いました。「イノベーターのジレンマの経済学的解明」の勉強会自体は、9月2日に著者である伊神先生をお招きして、実施しましたが、今回は、参加者のみで本書をじっくり語り…
9/2(土)にイェール大学准教授の伊神満先生をお招きした「イノベーターのジレンマの経済学的解明」(以下、本書)の読書会を開催しました。 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 作者: 伊神満 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2018/05/24 メディア: 単…
4月28日(土)に開催した第2回人事と組織の経済学勉強会の当日のディスカッションについて記載します。議論のテーマとなった「3章能力への投資」と「4章離職の管理」については、以下のリンクをご確認願います。 fedjapan.hatenablog.jp 当日は3章の内容が非常…
2018年4月28日(土)に第2回人事と組織の経済学勉強会を開催し、第3章能力への投資及び第4章離職の管理の2章の輪読を行いました。以下では、それぞれの章のまとめについて簡単に記載いたします。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,…
ネットビジネスが隆盛の現代において、ビジネスシーンで最も有名な経済学者といえば、グーグルのシニアエコノミストであるハル・ヴァリアンといっても過言ではないでしょう。このハル・ヴァリアンがカール・シャピロと共著で1999年に発売した「情報経済の鉄…
3月24日(日)に墨田区の曳舟図書館にて、法政大学専任講師の永山晋先生が「創造性の宿し方」というテーマでご講演を行い、FEDとしても一部協力させていただきました。https://www.facebook.com/events/1690593100984605/永山先生は、ハーバードビジネスレビ…
3月18日(日)9時から「不安な個人、立ちすくむ国家」(以下、「本書」)を課題図書とした金融経済読書会lightを開催いたしました。 不安な個人、立ちすくむ国家 作者: 経産省若手プロジェクト 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/11/30 メディア: 単行本…
2018年3月4日(日)に「お金2.0」(以下、本書)を題材として、金融経済読書会lightを開催します。本書はアマゾンレビューの投稿は200件を超え、電車の中でも広告をよく見掛けるベストセラーです。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 作者:…
「人事と組織の経済学」の第2章は、「適任者の採用」といったテーマで、企業がどのように従業員を採用するのか、そして入社した後、どのような種類のキャリアを歩ませるのかを考察しています。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,…
2018年2月18日から開催する「人事と組織の経済学」勉強会。初回の輪読の範囲である第1章と第2章の概要について記載いたします。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,マイケル・ギブス,樋口美雄,成松恭多,杉本卓哉,藤波由剛 出版社/…
2018年2月18日から人事と組織の経済学の輪読を開始します。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,マイケル・ギブス,樋口美雄,成松恭多,杉本卓哉,藤波由剛 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/04/22 メディア: 単行本(…
2月4日(日)に「日銀と政治 暗闘の20年史」の著者である鯨岡さんをお招きし、当該本の読書会を開催しました。 日銀と政治 暗闘の20年史 作者: 鯨岡仁 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見…
【FEDで振り返る2017年】 本年も残りわずかとなりました。今年も多くの方にFEDにご参加いただくことができました。ありがとうございます。2017年は合計20回の勉強会を開催しましたが、以下ではいくつか印象的な内容を振り返ります。 ①約2年をかけて法と経済…
kindle unlimitedの対象になっている経済・金融関連の本をいくつかご紹介します。経済、投資関連では株やFX系の本が多いですが、探せば結構名著も出てきます。いい本が見つかった時は、古本屋で探していた本を見つけた時の気分に似ていますね。ミクロ経済学…
今年は森生先生の10年ぶりの新著であったり、「道具としてのファイナンス」の問題集が発売されたりと、ファイナンス関連の本がたくさん発売されています。シチュワードシップコードやコーポレートガバナンスコード、伊藤レポートの影響もあるかと思いますが…
正しい判断は、最初の3秒で決まる 投資プロフェッショナルが実践する直感力を磨く習慣作者: 慎泰俊出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る本書は、人間の最大の武器である「直感」と「信念」に…
ひらめきとイノベーションの授業作者: 慎泰俊出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/03/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る本書の概要本書では、どのようにして新しいもの、イノベーティブなものが生まれるのかを…