未来の金融をデザインする

主に経済や金融に関する記事や開催した読書会や勉強会の報告を書いております。

第2回人事と組織の経済学勉強会_開催報告_2018年4月28日(土)

4月28日(土)に開催した第2回人事と組織の経済学勉強会の当日のディスカッションについて記載します。議論のテーマとなった「3章能力への投資」と「4章離職の管理」については、以下のリンクをご確認願います。 fedjapan.hatenablog.jp 当日は3章の内容が非常…

人事と組織の経済学_第3章能力への投資及び第4章離職の管理

2018年4月28日(土)に第2回人事と組織の経済学勉強会を開催し、第3章能力への投資及び第4章離職の管理の2章の輪読を行いました。以下では、それぞれの章のまとめについて簡単に記載いたします。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,…

「情報経済の鉄則」読書会_開催報告_2018年4月21日(土)

ネットビジネスが隆盛の現代において、ビジネスシーンで最も有名な経済学者といえば、グーグルのシニアエコノミストであるハル・ヴァリアンといっても過言ではないでしょう。このハル・ヴァリアンがカール・シャピロと共著で1999年に発売した「情報経済の鉄…

「創造性の宿し方_開催報告_3月24日(日)曳舟図書館

3月24日(日)に墨田区の曳舟図書館にて、法政大学専任講師の永山晋先生が「創造性の宿し方」というテーマでご講演を行い、FEDとしても一部協力させていただきました。https://www.facebook.com/events/1690593100984605/永山先生は、ハーバードビジネスレビ…

「不安な個人、立ちすくむ国家」読書会_開催報告_3月18日(日)金融経済読書会light

3月18日(日)9時から「不安な個人、立ちすくむ国家」(以下、「本書」)を課題図書とした金融経済読書会lightを開催いたしました。 不安な個人、立ちすくむ国家 作者: 経産省若手プロジェクト 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/11/30 メディア: 単行本…

お金2.0 新しい経済のルールと生き方

2018年3月4日(日)に「お金2.0」(以下、本書)を題材として、金融経済読書会lightを開催します。本書はアマゾンレビューの投稿は200件を超え、電車の中でも広告をよく見掛けるベストセラーです。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 作者:…

人事と組織の経済学_第2章適任者の採用まとめ

「人事と組織の経済学」の第2章は、「適任者の採用」といったテーマで、企業がどのように従業員を採用するのか、そして入社した後、どのような種類のキャリアを歩ませるのかを考察しています。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,…

人事と組織の経済学_第1章採用基準の設定まとめ

2018年2月18日から開催する「人事と組織の経済学」勉強会。初回の輪読の範囲である第1章と第2章の概要について記載いたします。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,マイケル・ギブス,樋口美雄,成松恭多,杉本卓哉,藤波由剛 出版社/…

人事と組織の経済学_導入

2018年2月18日から人事と組織の経済学の輪読を開始します。 人事と組織の経済学・実践編 作者: エドワード・P・ラジアー,マイケル・ギブス,樋口美雄,成松恭多,杉本卓哉,藤波由剛 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/04/22 メディア: 単行本(…

「日銀と政治」読書会_開催報告_2018年2月4日(日)金融経済読書会

2月4日(日)に「日銀と政治 暗闘の20年史」の著者である鯨岡さんをお招きし、当該本の読書会を開催しました。 日銀と政治 暗闘の20年史 作者: 鯨岡仁 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見…

FEDで振り返る2017年

【FEDで振り返る2017年】 本年も残りわずかとなりました。今年も多くの方にFEDにご参加いただくことができました。ありがとうございます。2017年は合計20回の勉強会を開催しましたが、以下ではいくつか印象的な内容を振り返ります。 ①約2年をかけて法と経済…

「現金の呪い」読書会_開催報告_2017年5月20日(土)金融経済読書会

5月20日(土)にケネス・S・ロゴフ著の「現金の呪い」読書会を開催しました。著者のハーバード大学教授のロゴフは、「国家は破綻する」で財政赤字が多い国の経済成長率は低い傾向になることやこれまで歴史的に多くの国がデフォルトしたことを指摘したことで…

「原因と結果の経済学」読書会_開催報告_2017年4月30日(日)金融経済読書会

2017年のGWの真っ只中に「原因と結果の経済学」(以下、本書)の読書会を開催しました。本書は、著者の一人が「学力の経済学」の著者である中室先生であり、「教育の経済学」と同様に世間で誤認されがちな事象を因果推論の視点から解き明かす内容となっていま…

第1回クルーグマン国際経済学勉強会_開催報告_2017年4月2日(日)

4月2日に第1回クルーグマン国際経済学勉強会を開催いたしました。クルーグマン国際経済学に関する勉強会は2013年1月にも開催して10回ぐらい続けたのですが、途中から他の勉強会との兼ね合いで開催が3年程できておりませんでした。一方で、去年のBrexitやト…

一万円と二万円のどちらが欲しいですか

「1万円と2万円のどちらかをもらえる場合、どちらを選びますか」 このような質問をされた時、ほとんどの人が2万円を選択するものと思います。答えるまでもない質問でしょう。では、次の質問はどうでしょうか。「今すぐ1万円をもらえるのと5年後に2万円をもら…

なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか 後編

前回はラジアの賃金モデルを使って、若年層は生産性よりも低い賃金となる一方で高齢期には生産性よりも高い賃金がもらえるという年功序列の仕組みについて説明を行いました。今回はこの年功序列の仕組みが結果的には「優秀な人ほど先に会社を辞める」現象を…

なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか 前編

FED Academic ReviewFEDでは、今後、「FED Academic Review」(通称、FAR(ファー))と題して、経済学の論文をベースにしたコラム的なものを書いていきます。 第1回目となる今回のテーマは「なぜ優秀な人から先に会社を辞めるのか」です。優秀な人から先に辞め…

FEDで振り返る2016

2016年もFEDの活動にご参加いただき、またご興味を持っていただき、ありがとうございました。以下にて2016年に於けるFEDの活動を振り返ります。 2016年は合計24回の勉強会・読書会を開催いたしました。平均すると月2回のペースで開催したこととなります。今…

【開催報告】2016年10月23日(日)金融経済読書会「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?」

今回の金融経済読書会では「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?」を課題図書とするとともに、著者である松村さんをお招きしました。 増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業 作者: …

Kindle unlimitedで読める経済・金融関連の本

kindle unlimitedの対象になっている経済・金融関連の本をいくつかご紹介します。経済、投資関連では株やFX系の本が多いですが、探せば結構名著も出てきます。いい本が見つかった時は、古本屋で探していた本を見つけた時の気分に似ていますね。ミクロ経済学…

2016年はファイナンス関連の本が豊作

今年は森生先生の10年ぶりの新著であったり、「道具としてのファイナンス」の問題集が発売されたりと、ファイナンス関連の本がたくさん発売されています。シチュワードシップコードやコーポレートガバナンスコード、伊藤レポートの影響もあるかと思いますが…

「Brexit(EU離脱)と世界経済」_開催報告_2016年7月3日(日)FED特別勉強会

イギリスでの国民投票の経て、イギリスのEU離脱という民意が示された結果を受けて、7月3日にFED特別勉強会として「Brexit(EU離脱)と世界経済」というテーマで勉強会を開催しました。急な開催だったにも関わらず、当日は50人以上の方にご参加いただき、皆様…

横山和輝先生著「マーケット進化論」読書会_開催報告_2016年6月25日(土)金融経済読書会

マーケット3部作と名打って行ってきましたマーケット読書会。第1回目は「市場を創る」を、第2回目では「Who gets what」を、そして、最後となる今回は名古屋市立大学准教授の横山先生が書かれた「マーケット進化論」を取り上げ、読書会を開催いたしました。…

「Who gets what」読書会_開催報告_2016年6月5日(日)

市場をテーマに取り上げる読書会3部作の第2回目は、2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス著の「Who gets what」を課題図書にして、読書会を開催しました。Who Gets What (フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新し…

第4回法と経済学勉強会_第2編事故法に置ける第10章「抑止の分析の展開」第11章「責任、リスクの負担、保険」】_開催報告_2016年5月15日(日)

5月15日(日)に第4回法と経済学勉強会を開催しました。今回扱ったのは、第?編事故法に置ける第10章「抑止の分析の展開」と第11章「責任、リスクの負担、保険」の箇所です。第10章の「抑止の分析の展開」では、これまでに取り上げた基礎理論を拡張し、過失の…

「市場を創る」読書会_開催報告_2016年4月30日(土)

2016年のGW二日目の4月30日にジョン・マクミラン著の「市場を創る」を題材に金融経済読書会を開催ました。FEDでは2015年は「組織の経済学」を、そして2016年は「法と経済学」を輪読の課題図書として取り上げました。市場を創る―バザールからネット取引まで (…

第3回法と経済学勉強会_開催報告_2016年4月3日(日)

4月3日に第3回法と経済学勉強会を開催しました。法と経済学作者: スティーブン・シャベル,田中亘,飯田高出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/01/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (17件) を見る第1回目と第2回…

「知識創造企業」_金融経済読書会Classic_開催報告_2016年3月19日

なぜ今、知識創造企業を取り上げるのか?主に古典を扱う読書会である金融経済読書会Classic。今回は野中先生と竹内先生が元々は英語で書かれ、日本語に翻訳され逆輸入された形で日本で発売された「知識創造企業(以下、「本書」)」を扱いました。本書を取り…

マイナス金利と日本経済_FED特別勉強会_開催報告_2016年3月6日(日)

今年の1月に日銀がマイナス金利政策の実施を公表して以降、長期金利が初のマイナスになり、日本の経済、金融環境に大きな影響を与えています。そこで、マイナス金利政策の理解を深めるため、3月6日(日)にマイナス金利政策の勉強会を開催致しました。当日の…

ブロックチェーン勉強会_FED特別勉強会_開催報告_2016年3月5日(土)

1月、2月と開催したFintech勉強会の流れをくんで、3月5日に外部から講師をお招きして、ブロックチェーンについてご講演をいただきました。3時間ちかくの時間があったのですが、プレゼンと講師へのご質問であっという間に3時間がすぎました。質問コーナーが盛…